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2014年6月28日

2014年6月28日 (土)

【6月27日】第34回月例市政報告会を開催しました。

網走市議会議員こんどう憲治の第34回月例市政報告会を本日(6月27日)夜、駒場住民センターで開きました。気温30度超えの暑い日に、私の熱いお話を聞いて頂き感謝です。主なテーマは①市議会で議員定数・報酬削減含めた検討始まる②6月の定例会の振り返り、一般質問のやりとり③商店街の可能性④網走の工芸品は面白い⑤議会改革度ランキング733位から485位へ上昇⑥西女満別駅って面白い駅があります⑦稲富地域では神社のしめ縄を住民の皆さんが手作りで作ってます-などなど。今日はかなり踏み込んだ質疑応答があったので、詳報します

Q、親せきや同級生の数を頼って市議会議員をやっている人がいるが、それを乗り越えて本当に地域のためになる議員が集う議会にするにはどうしたら良いか。
A、日常の活動が見えづらい点が問題だと思います。議会での議論や普段の発言、行動が見えないので、選挙の時の判断基準が「あいさつに来た」とか「握手をした」という点に置かれてしまうのでしょう。また、議会報告や情報発信をもっと議員さん個々が、税金で収入を得ているのに対しての説明責任として、半ば使命として、議会報告会や情報発信をすべきだと考えますが、残念ながら議員さん全員の共通認識にはなっていません。むしろ、議会報告や意見交換の場を設ける提案をすると「本業が忙しくてそれどころではない」「選挙で当選してしまえば有権者の意思に縛られる必要はない」と主張する方もいます。挙句の果ては「近藤は専業でやっていて暇だから報告会を毎月やっているのだろう。俺は本業が忙しいからできない」という反論が来ることもあり、議員の使命に対する意識差に愕然とすることもあります。いずれにしても、まずは議員さんの普段の姿を見えやすくすることで、市民のみなさんの判断する基準を増やすことが議会に必要なことだと思っていますし、そうすることが議会を変えていくこと、ご指摘の「地域のためになる議員が集う議会」を作ることになると思います。

Q、具体的には言わないが、街のためになっているかどうかが判然としない議員がいる。議員定数の削減は絶対に実現して、議員の質も上げてほしい。市民からの質問にまともに答えられない議員は恥ずかしい。
A、あくまでも議員は選挙を経て選ばれています。どんな議員も選挙で選ばれたからなっているわけです。議会としても研修会や各会派の教育機能などで議員の質の向上には努めていますが、そこはご指摘と受け止め、今後に生かしていきたいと思います。あとは、現在策定中の議会基本条例の理念や目的をしっかりと共通認識にすることで、議会全体の質の向上を図れるとも思います。

Q、議会改革度ランキングが733位から485位に上昇したという話があったが、ランク上位の議会と網走市議会の違いは何か。
A、情報公開の度合いはほぼ全国平均だが、議案に対する議員個々の賛否の公開がなされていない点がマイナス要因。議案に対して議員個々の賛否の公開がなされれば、情報公開においてトップクラスの議会とそん色ない。しかし、議会運営や市民参加の度合いでは、議会全体での市民向け報告会や意見交換会が制度化されていなかったり、そもそも議会基本条例が制定されていなかったりする点が大きなマイナス。今後も継続した議会活性化が必要だと考えています。

Q、報酬を下げて、定数を増やして、より多くの人が意思決定に参加するという考え方も一部の市民にあるようだが。
A、存じております。報酬を減らし、ボランティア型の議員で議会を取り回していくという発想は理解できないわけではありません。ただし、個人の使命感やボランティア意識だけに頼るという人材の集め方は、町内会長のなり手がいなくなる話と似ていて、意欲ある人でも立ち去りが起きる可能性があります。良い人材を集めるための待遇という発想を持ってこそ、質の高い議会が具現化できると考えています。

Q、委員会主義と本会議主義の違いを教えてほしい。
A、委員会主義は現在の網走市議会のスタイルで、議案をテーマごとに各委員会に付託し、委員会内で詳細な議論をして結論を出した後に、本会議に戻して可決する仕組みです。専門的な議論、詳細な議論ができるメリットがあるとされています。ただし、議論が細分化されすぎて見えづらい、委員会の合議機能を維持するために多くの議員が必要となる、付託から可決までの時間や運営コストがかかるなどの問題もあります。本会議主義は、町村議会で多く見られるような、あらゆる議案を議員全員で議論し、その場で議決するやり方です。議論がシンプルで見えやすいというメリットがあるほか、議員が「所属委員会以外のことは知らない」と言い訳できなくなり、資質の向上にもつながります。また、議論の経過が簡素化されるため運営コストや審議時間を圧縮することもでき、人口減社会に対応したコンパクトで低コスト、意思決定の速い議会を具現化できます。実際に茨城県かすみがうら市議会(人口42263人 、議員定数16)や青森県十和田市議会(人口64059人 、定数22)などの例があります。

Q、網走市議会の定数と報酬の議論が報道されていないのはなぜか。
A、マスコミ各社の考え方があるので何とも言えませんが、網走市議会としてはプレスリリースもしているし、議論をしている議会運営委員会は公開なので取材も可能になっています。私が新聞記者なら市民の関心の度合いも高いのでしっかり書きますが、そこは各社の考えなので何とも言えません。

Q、議員定数と報酬について各会派の考え方が明らかになっているが、最終的に議論が落ち着くのはどんなところか。
A、まさに今、論点を整理してこれから細かく議論をしていくところなので、着地点のどうこうという話は難しいです。ただ、市民のみなさんに見えやすい形での議論をしていきたいと思っているので関心を持って見つめて頂きたいと思います。

Q、定数を削減し、待遇を改善して質の高い議会を作るという考え方のようですが、近藤さんがこれからの地方議員に求める資質ってどんなものですか。
A、まずは、発信力。市民の皆さんの支持と、税金によって養われているという立場を認識して、常に何を考え、どんな行動をしているかを市民の皆さんに伝えられる議員。そして、もうひとつは課題解決力。急速に人口減少と高齢化が進む地域では行政機関がすべての課題に対しての解決策を考えだすのは極めて難しい。これまで議会は行政の監視やチェックという機能に重きを置いていたが、それだけでなく、これからは自ら考え、アイデアをひねり出し、さらにそれを具現化していく道筋を立てるクリエイティブな力を議会全体が持つようにしたい。議会の行動力や想像力は、地域の力となると考えています。また、議員の待遇を良くすることで、地域を元気にしたいと考える若者たちがチャレンジするステージにもなります。網走の優れた素材を、外から来た人たちの力も借りながら引き出していくことも可能だと思います。

Q、東京都議会では女性差別のヤジが問題になっているが、網走市議会ではどうか。
A、網走市議会は品位ある組織でヤジはほとんどありません。新聞記者時代にも多くの地方議会を見てきましたが、意見が二分するようなテーマの際も感情的な議論になることはほとんどなく、きわめて大人な議会だと思います。

Q、議会基本条例の策定中とのことだが、質の高い議員が集う議会になるよう、良い内容の条例にしてほしい。制定前に市民の意見を聞くような場あるか。
A、現在、議会運営委員会で条文を1項目ずつ書いている最中。ひと通り出来上がった後、議会での議論を経て、市民の皆さんのご意見を伺う運びになると思います。意見交換会やパブリックコメントなどいろいろな形がありそうですが、そこはまだはっきりしていません。

Q、政党の看板で市議会議員をやっている人たちは組織票なので、自分たちの勢力を維持するために定数削減に反対しているのではないか。
A、政党の立場を代弁し、地方議員を務めることは否定しません。ただ、本当に大事な部分は、どこまでその街のために頑張れるか、という部分で地方議員は評価、判断されるべきであり、「〇〇党だから〇〇」という判断はちょっと違うかなと思っています。いずれにしても、普段の行動、言動を見えやすくすることが大事ですね。

Q、活動の報告だけでなく、次に向けての政策やビジョンを練る作業を始めてほしい。
A、承りました。今後の報告会ではそういった時間も設けます。

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